【購入を後悔】実は必要なかった防災グッズとは? 選ぶ際のポイントも紹介!

必要なかった 防災グッズ 防災グッズ

防災グッズを揃えたいけれど、何を準備すればいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

インターネットやホームセンターには、数多くの防災グッズが並んでいますが、実際の災害時に本当に必要なものは限られています。

必要のないものを購入してしまうと、保管場所の確保や維持管理が難しくなります。

本記事では、必要のなかった防災グッズと、その理由を詳しく解説していきます。

さらに、本当に必要な防災グッズの選び方や、無駄のない備蓄方法についても紹介します。

防災ヒーロー
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この記事は次のような人におすすめだぜ!

  • 限られたスペースと予算で防災グッズを揃えたい
  • 必要な防災グッズを選ぶ際のポイントを知りたい

必要ない防災グッズ9選

災害への備えは重要ですが、すべての防災グッズが必要不可欠というわけではありません。

スペースや予算を考慮しながら、本当に必要なものを選び、効率的な防災準備を心がけることが大切です。

ここでは、一般家庭には「必要なかった防災グッズ」を紹介します。

ヘルメット

ヘルメットは地震の際の頭部保護具として推奨されることが多い防災用品です。必須の防災グッズと思われがちですが、実際には家庭での優先度は「低い」です。

家庭用の防災ヘルメットは収納スペースを大きく取ります。家族全員分となると相当なスペースが必要になり、保管が大変です。

さらに、地震発生時にヘルメットを取りに行く余裕がないケースが多いと想定されます。

その時間があれば、むしろ机の下に避難するなど、より確実な安全確保行動を取れます。

ヘルメットは日常で使うもので代替できます。

代替品
  • クッション・座布団・枕
  • 自転車やバイクのヘルメット
  • バッグ
  • 厚手のタオル
防災ヒーロー
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普段使ってるもので代用できることが多いぞ!

使い捨てのお皿やコップ

使い捨ての食器類は、便利そうに思えますが、実際の災害時には必要性が低いです。

必要ない理由
  • 災害時はゴミ収集が滞る可能性が高く、衛生面での問題を引き起こす
  • 使い捨て製品は環境への負荷が大きく、継続的な補充が必要

代替案として、「普段から災害時にも使える割れにくい食器を用意」、「折りたたみ式のシリコン製の食器」がおすすめです。

ティッシュペーパー

ティッシュペーパーは日常生活では便利ですが、防災グッズとしては必要ないです。

より実用性のある、トイレットペーパーとウェットティッシュが役に立ちます。

トイレットペーパーであれば、水に溶けやすく、トイレにも使えます。ウェットティッシュは強度が高く、水がなくても皿を拭いたり、汚れを取れます。

毛布

毛布は一般的な防災グッズとして推奨されていますが、実際には必要性を見直すべき物の1つです。

必要ない理由
  • スペースを取る
  • 持ち運ぶのに向いていない
  • 多くの避難所では毛布が備蓄されている
防災ヒーロー
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家庭で準備するなら、アルミブランケットみたいな軽量でコンパクトな防寒具がオススメだ!

過剰な衣類

防災バッグに大量の衣類を詰め込むことは、スペースの無駄遣いです。災害時は着替えの回数を最小限に抑える必要があり、衣類も最小限にしましょう。

必要な衣類
  • 機能性の高い上着1着(防水・防寒機能付き)
  • 長袖・長ズボン1組
  • 下着1組、靴下1足

避難生活が長期化する場合は、必要な衣類を調達できます。初期の避難時には最低限の着替えで対応しましょう。

スリッパ

スリッパは避難所生活で必要と考えられがちですが、必要ありません。

その理由は「壊れやすく」「床が濡れている場合に滑りやすく危ない」ためです。

避難所にはスリッパが準備してあるので、防水機能付きの歩きやすい靴を用意しておきましょう。

ろうそく

ろうそくは「火災のリスク」があるので必要ありません。地震の際の余震や、避難所の限られたスペースを考えると、より安全な代替手段を選ぶべきです。

代替品
  • LEDランタン
  • ヘッドライト

テント

テントは避難所でのプライバシーを気にする人など、避難生活に必要ではと考える人もいますが、防災グッズとしては必要性が低いです。

まず、重量があり持ち運びが大変なこと、設置場所の確保が困難で避難所では使用できない場合が多いです。

防災ヒーロー
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プライバシーを守りたいなら、ブルーシートを準備しておこう!簡単に仕切りを作れるし、避難所でもちょっとしたスペースを確保できるから、安心して過ごせるぞ!

携帯浄水器

携帯浄水器はあればとても便利ですが、ペットボトルの水を備蓄しておけば済むので、優先度は高くありません。

一般的に浄水器は、高価でフィルター交換などのメンテナンスも必要です。

災害時は、公的機関による給水支援体制が整っているため、個人で高価な浄水器を用意する必要はありません

防災グッズを準備する際に考えるべきポイント

災害時に本当に役立つ防災グッズを選ぶためには、単に市販の防災セットを購入するだけでは、難しい場合があります。

そこで、防災グッズを効果的に準備するために考えるべき具体的なポイントを解説します。

「かさばるもの」「ゴミが出るもの」はできるだけ少なく

避難時には持ち運びの負担を最小限に抑える必要があります。

「かさばる物品」や「大量のゴミを生む用品」は、できるだけ少なくしてください。

避難時は基本的に徒歩での移動が想定され、重いものや大きいものは、疲労の原因となります。

さらに、両手が塞がると、緊急時の対応が遅れてしまいます。

また、災害時はゴミ収集が停止する可能性が高く、衛生面に配慮することが大切です。

一般的に避難所での生活スペースは「1人当たり畳1枚分程度」と言われています。そのため、コンパクトでゴミの出ないものを選ばないと、周りに迷惑となります。

最低限必要な「防災グッズのリストは」下記の記事を参考にしてください。

使ったことがないものはやめておく

災害時は平常時以上に「ストレスフル」な状況となります。

そのような状況下で、使い方に慣れていない道具はうまく使えません。

例えば、発電機などは、日常的に使用していないと、災害時に活用することが難しいです。

また、使用方法がわからないまま保管されている道具は、結果的に無駄なスペースとなります。

防災ヒーロー
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防災グッズは、普段の生活で実際に使ってみて、使い方をバッチリ理解してるものを優先しよう!

いつ必要か具体的に考えてみる

防災グッズの選定には、具体的なシチュエーションを想定することが重要です。

「もしも」の状況を具体的にイメージすることで、本当に必要な物品が見えてきます。

例えば、季節によって必要な物資は異なります。

  • 夏季:熱中症対策用品、虫除け
  • 冬季:防寒具、カイロ

さらに、災害の種類や地域特性によっても必要な防災グッズは変わってきます。

住んでる場所で「どのような災害が起こりやすいか」、「避難所までの距離はどのくらいか」など、具体的な状況を想定することで、より実践的な防災グッズの準備が可能です。

まずは下記の記事でお住いの地震の危険度と水害のハザードマップを確認してください。

防災グッズを無駄にしないコツ

防災グッズを準備しても、使わないまま期限切れになってしまうケースは少なくありません。賞味期限切れや劣化による買い替えは、経済的な負担となります。


防災ヒーロー
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ここでは、防災グッズをムダにしないための効果的な方法を伝授するぞ!

ローリングストックを取り入れる

防災グッズの賞味期限切れや劣化を防ぐため、ローリングストック法の導入は効果的です。

ローリングストックとは、日常的に使用する食品や生活用品を少し多めに購入し、古いものから順番に使用しながら、定期的に新しい商品を補充する方法です。

メリット
  • 賞味期限切れを防げ、無駄な廃棄を減らせる
  • いざという時に使い慣れた商品がある安心感
  • 備蓄品の管理が習慣化できる

特に缶詰やレトルト食品、飲料水などの食料品は、この方法で効率的に管理できます。

普段の生活で使ってみる

防災グッズは、いざという時のために備えているものですが、実際に使用してみることで、必要かどうかなどが見えてきます。

日常生活での使用機会の例
  • キャンプやアウトドア活動での使用
  • 停電時を想定して生活してみる

実際に使用することで、使用方法に慣れ、メンテナンスもできます。

懐中電灯やポータブル充電器などの電気機器は、定期的な使用と点検が重要です。

防災ヒーロー
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家族全員で防災グッズの使用方法をしっかり確認しておこう!

必要ない防災グッズ まとめ

本記事で紹介した不要な防災グッズを参考に、自分に必要なものを準備してみてください。

収納スペースを圧迫する可能性が高い
  • ヘルメット(代わりに防災ずきんや座布団で代用可能)
  • 毛布(代わりにコンパクトなアルミブランケット)
  • テント(避難所が基本的な避難先)
実用性が低い
  • 使い捨ての食器類(代わりに軽量で繰り返し使える食器)
  • ティッシュペーパー(代わりにウェットティッシュやトイレットペーパー)
  • 過剰な衣類(必要最小限の着替えに絞る)
  • ・スリッパ(かさばる割に実用性が低い)
安全性
  • ろうそく(火災の危険性があるため、LEDライトを推奨)
  • 携帯浄水器(使い方に慣れていない場合は効果的に使用できない)

最後に、防災グッズの選定では「必要なもの」を揃えることも大切ですが、「不要なもの」を見極めることも同様に重要です。

限られたスペースと予算の中で、本当に必要な防災グッズを選び、定期的に見直しを行うことをおすすめします。

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